胃カメラとバリウム検査
胃カメラとバリウムについてのまとめ動画を作成しました。
https://www.instagram.com/p/DLHfQwtMjXE/
どちらがいいのか聞かれると「胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)」だと思います。
①早期の胃癌であれば胃カメラで治療できるため、早く見つけるのが大事!!
(おなかを切ったり、胃を取らなくても大丈夫な場合がある)
✓胃カメラ:デバイスの発展により(画像強調内視鏡など)早い段階の胃癌を見つけることができようになった。
✓バリウム:凸凹の影を見る検査であり、色調を見ることができない。
(スキルス胃癌や色調変化の乏しい早期の萎縮などには強いこともある)
→胃カメラの方が早い段階の胃癌を見つけられる可能性が高い
②検査のつらさについて
✓胃カメラ:のどの違和感、麻酔がまずい、お腹が空気で張る
✓バリウム:(飲みにくい)バリウムを200mLくらい飲まなくてはならない、お腹が空気で張る、検査台でたくさん回らなくてはいけない
→のどの違和感が苦手でも、胃カメラの場合には鎮静が使えるし、細いカメラを使うとかなり楽になる
胃カメラの場合はカメラで空気の量は調節できる(術者の技術次第)、バリウムの場合はひたすらげっぷを我慢しなければならない
③検査後の違い
✓胃カメラ:お腹が少し張る(検査にCO2ガスをもちいることでかなり楽になった)
✓バリウム:検査後に水を1Lほど飲まなくてはならない、下剤を飲まなくてはならない
→バリウムが固まってしまうと便秘症や虫垂炎や腸閉塞を起こす可能性があり、
バリウムを早く出すための処置が必要になる
④気になる病変を見つけた時
✓胃カメラ:そのまま生検(細胞を取る)
✓バリウム:後日、胃カメラで病変があるかどうかを確認し、病変があれば生検
→気になる所見があるとバリウムでは後日胃カメラをしなければならない
最近では胃カメラが主流ではありますので、最近では消化器内科医師でもバリウムの検査が読めない人も多いですし、
バリウム検査を施行できない医師も多いです
昔と違って最近では内視鏡がだいぶ細くなり、楽に受けられるようになっています
過去の胃カメラのトラウマなどがある方も気になりましたら一度ご相談ください。
